美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

不運

郵便物を取りに本部棟に向かって歩いていると、上の方から何かが墜ちてきた。
それは僕の左肩に「ベチョ」という感じで衝突し、最初は大型の虫か何かと思って恐る恐る首を後ろに向けたら、鳥の糞でした。
鳥の糞が生身の僕に降ってくる、という体験は生まれて初めて。すぐに手持ちのティッシュで拭い去り、そのまま自分の研究室に一旦引き返し、司令官室で着替えるアンドレを思い出しながら(昨日から「薔薇」繋がりで「ベルばら」を読み返していました)半裸でクリーニング(個室があって、本当によかった)。
確かに非常に悔しいのですが、鳥の糞って、臭いがほとんど無いのでラッキーでした。基本的に植物と虫がエサだからでしょうか。