美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

元始、女性は太陽であつた

現在、歴史学者平塚らいてう研究のごついのをちょびちょび読んでいる。

平塚らいてう―近代日本のデモクラシーとジェンダー

平塚らいてう―近代日本のデモクラシーとジェンダー

まだ最初の50ページくらいしか読めていないが、お姉さんが当時、大本の信者で、彼女も少なからぬ興味を持っていた、というのは初めて知ったのでびっくり。インテリがオカルティズム、スピリチュアリズムにはまるのは、大正期にはよく見られたことだけど。
らいてう自身の「禅」も有名だが、スピリチュアリズムに傾倒するような「理想主義的」な側面も、彼女を分析するとき、結構重要な気がしてきたぞ。