美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

思わぬ再会

今日は非常勤先での講義だが、教室の前にたたずむ学生がいた。よく見ると、二年前に僕の講義を取っていたAさんだった。びっくり。何でも今は、この大学の研究生をしていて、来年の院試に向けて頑張っているそうだ。時間割を見て「これって川瀬先生よね」というのを確かめに来てくれたらしい(律儀なやっちゃ)。数分間立ち話をして別れる。学部時代とは違う専攻(美術史だそうだ。学部時代は国文)を始めようとする彼女に幸あれ、と祈る。