美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

研究会と飲み会

研究会の大きなテーマは「憑依」。新宗教の教祖は憑依状態となって新しい教えを開くことが多いわけだが、当然「憑依」なんて現象は「近代」と衝突せざるを得ない。そのあたりについての再考、とまとめられるか。
この前修論中間発表会があったばかりなので、ついつい、そういう口調で院生の発表にいちゃもんをつけてしまいます。まあ、ある学生の発表が、僕のお師匠様を批判するような感じ(しかもただ批判に終わっていて、代替案を出していない)なので、口調も厳しくなったが。ポストモダン的なクリシェをつらつら並べても、「具体的にはどういう事ですか?」という質問は飛んでくるので、要注意(自戒を込めて)。あと、学者の側の憑依に対する「ロマン主義的な態度」も再考しなければね(これも、自戒を込めて。)。
川村先生と来れば、飲まずにはいられない。東京からお越しの研究者夫婦S藤さんとS月さんもいらして、久々に語らう。
飲み会の席でも、酔いに任せて「○○先生と、君の意見はどう違うの?」などと虐めてしまう。ごめんね、H藤さん、N岡くん。

大分遅くまで飲んだので、桂で降りて、タクシーを拾って帰宅。