美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

尊敬する人の講演会へ

今日は夕方に、天神橋筋六丁目まで足を伸ばし、講演会に出席。内田樹先生・想田和弘さん・小暮宣雄先生による「究極の文化論」と題された鼎談。想田さんは僕のゼミの先輩で、内田先生は言わずもがなの方(僕、恐らく先生の本は9割は買って読んでる)。小暮先生は直前まで存じ上げなかったのだが、最近僕のツイッターをフォローしてくださり、お名前は存じ上げていた。早めに行ったつもりが大入り満員で、僕は幸い前から2列目に座れた。場所は「大阪市立住まい情報センター」。
最初の挨拶は平松前大阪市長!このイベントの仕掛け人。この鼎談は、平松さんが代表を務める「公共政策ラボ」、運営会社「ウィズ」主催。内田先生はこれの設立呼びかけ人のお一人。さすが元アナウンサー、軽妙なしゃべりでしたなあ。
その後はお三方によるフリートークでしたが、基本的には想田さんの最新作「演劇1」「演劇2」(二部構成の大作)を話題の中心にして、芸術とパトロンの関係(実にタイムリーな話ですよね)とか著作権の問題に射程を広げていこうとするものだった。
あとでネットでも公開される予定ですので、詳しくはそちらに譲りたいと思うが、僕もせっかくだからと、講演後廊下で色んな人に囲まれていた想田さんに挨拶したら、そのまま成り行きで某所での打ち上げに参加することになり(僕も降りたことの無い駅周辺。ディープだ)、先生方を始め色んな方と名刺交換することに。何と内田先生の隣に座ることになったのだが、いざこういう状況になると緊張して喋れなくなってしまう自分がいや(皆さんの中には誤解している人もいると思いますが、基本的に僕はシャイな人間です)。
内田先生と平松さんは早めにお帰りになったのだが、他は居残って、僕も終電ギリギリまで談笑。