美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

シンポでの発表

今日は成蹊大学で行われたシンポジウムで発表。成蹊大学に行くのはおそらく15年ぶりくらい。懐かしくて、思わず吉祥寺から歩いてしまう(あの辺りは歩くだけでも楽しいからね)。
今日行われたシンポジウムは成蹊大学アジア太平洋研究センター主催の「多元的世界への問い−帝国の時代の言語とアイデンティティ」というもので、僕も約2か月前、いきなり発表してくれとの依頼があり、シンポのテーマに合わせられるような手持ちのネタはほとんどないし、と考えあぐねて、結局8月に韓国で行った発表を少し手直しする形での手抜き発表となった(まあ、韓国での発表だったし、向こうでは20名くらいしか僕の発表を聞いてくれていなかったし…と言い訳しながら)。
口頭発表は、時間配分に思いっきり失敗してしまい(ここまで失敗したのは自分でも久しぶりだと思う)、「あとはレジュメを読んでください」という、発表としては最悪の終わり方をしてしまう。反省。もっと圧縮すればよかった…。
ほとんどの方が初めてお会いする方だったが、やさしく迎え入れてくださった(と思う)。共通の知り合いがいたりして(世間は狭いからね。そのうちの一人が、成蹊大学で教鞭をとっておられた母のいとこに当たるU先生だったりする)、有意義な意見交換もできたのだが、このところの疲れからか、懇親会でのビールとワインだけで結構酔ってしまい、二次会は失礼して帰路に就く。