美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

教え子がレジに

今日の帰り道で、大学近くの大垣書店に寄ったのだが、レジで「先生・・・」と呼ばれ、よく見たら1回生のN君だった。まだちゃんと1回生諸君の顔を把握していない僕の記憶力の問題もあるが、ネクタイ締めて、制服である書店のエプロンを着けている彼がすぐに判別できなかったのだ。制服ってidentificationを妨げる装置だしなー、と言い訳しつつ買ったのは以下の本。

遺言

遺言

最初、買うつもりはなかったんですよ、こんな分厚い本。でも、先日亡くなったヤマトのプロデューサーだった西崎義展氏への岡田氏の追悼記事(この本の一部をそのまま引用していた)に惹かれ、つい購入。
日経おとなの OFF (オフ) 2010年 12月号 [雑誌]

日経おとなの OFF (オフ) 2010年 12月号 [雑誌]

え、『日経おとなのOFF』って、不倫を暗示するような旅行先案内とか、ちょいワルおやじの小物の紹介とかが売りの雑誌じゃなかったの、と失礼な思い込みをしていた僕の襟を正させた特集(笑)。こういう特集で山折哲雄先生が出てくるのもお約束。
週刊 ダイヤモンド 2010年 11/13号 [雑誌]

週刊 ダイヤモンド 2010年 11/13号 [雑誌]

すげーインパクトの表紙に負けて購入。まだ通読していないけど、「なんでもアリの収益源」という一覧表(p.66)に、無造作に学校法人とか図書館とか病院が入っているというのはちょっとなあ・・・と思った。特に学校なんて、最初は儲けることなんて考えず、「宗教的信念からこのような教育をしたい」という熱意からスタートするものだしね。もちろん、その後収益を上げなければ運営できないけど、こういう表だと「がめつく稼いでいる」というようなイメージ操作になりそうで、違和感。