美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

ジュンク堂&丸善にて

今日はオープンしたばかりの巨大書店「ジュンク堂丸善@渋谷東急本店」を視察。ワンフロアだが、さすがに大きい。こりゃ時間のつぶしがいがある、ということで、科研費で消化する分の書籍を○万円ほど購入。
個人用には、新幹線用に軽めの本を購入。

サラリーマン田中K一がゆく! (単行本コミックス)

サラリーマン田中K一がゆく! (単行本コミックス)

意外と、真面目に書かれてるんだよね、このシリーズ。もちろんどうしようもない下ネタも込みですが(笑)。
希望難民ご一行様 ピースボートと「承認の共同体」幻想 (光文社新書)

希望難民ご一行様 ピースボートと「承認の共同体」幻想 (光文社新書)

実は、僕の元ゼミ生にも、この前までピースボートに乗っていたのが一人いるんだよな(もう帰国しているはず、ムック(仮名)、元気?)。それでこれは買わねば、と思ってたんだよ。しかも、本田由紀先生の解説論文付き、という豪華さ。
姑娘 (講談社文庫)

姑娘 (講談社文庫)

上に軽めの、とか書いたけど、さっそく撤回せねばならない。今、朝ドラから再評価の声も高い水木先生だが、片腕をなくす体験など、戦記物はまさに鬼気迫る出来。しかも、告発調というよりは、淡々と「こんなことでも人は死ぬんだ、壊れていくんだ」という描写がかえって怖い。この本は表題作がちょうどそんな感じで、それ以外は硬質な線で描かれた戦記物(これはこれでレア)。