「解毒剤」としての学問(講義)
大分前に買っていたのだが、ようやく読んだ。
- 作者: 櫻井義秀
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2009/05/01
- メディア: 新書
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僕も実は「宗教学」というタイトルの講義の時には、結構「身も蓋もない」話をすることが多い。でも、それはある意味意図的であって、何かというと、要するに「ワクチン」というといいすぎだろうけど、世の中には、こういうのもありますよ、易々と騙されちゃいけませんよという「情報提供」をしているつもりなのだ。そういう意味では、僕は櫻井先生ほど徹底していないけど、似たようなものなのかも、と思いつつ読んだ。
まあ、昔に比べて、大学キャンパスでの宗教の勧誘って少なくなったような気もするけどね(僕が学部生の時は凄かったな。わざとそういう勧誘に捕まって、タダ飯をごちそうしてもらうような強者もいたが)。