美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

休日出勤

今日は昼過ぎからだが、休日出勤。ようやく揃ったゼミレポート(20名分)をざっと読んで採点(本当は〆切はもう少し早かったのだが「提出日前日、企業の説明会なんです」などと複数の学生から泣き付かれて、期限を延ばさざるを得なかった)。単純計算で、原稿用紙500枚以上あるから、それだけでも結構疲弊(4回生の者は卒論の圧縮版が多いのでほとんど流し読みだが)。なお、僕は毎年最終ゼミレポートを小冊子にしているので、採点しながら校正も少しやり(言いつけを守っていない学生多数。字数・行数はほとんど守られていたけど、参考文献の書き方が自己流だったり、上下左右の余白の取り方とかを恐らく自分のデフォルトのまま出してきたりとか。途中で余りに見苦しいもの以外は直すのを止めた)、印刷屋さんに回すためにきれいな見本をプリントアウトし直す。
この小冊子の原版を作りつつ、僕は2009年度のゼミを「思い出(=終わったこと)」として結晶化しつつある。この作業を終えるときの寂しさは、思い出作りでもあるからだな。