美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

書評会

今日は梅田で書評会。

著者として、編者の櫻井義秀先生と渡邊太先生(彼はこの会合のまとめ役でもあるのだが)がいらして、僕を含め3名の評者が好き放題に「この辺は面白かった」「この辺りはこういう問題系とも繋がるのではないか?」「この辺りは疑問」などと好き放題に喋る。実際、3名が喋り終わったのが開始から3時間弱。喋りすぎ。
議論の内容は、ちょっと僕ではまとめられないので、僕の話した件についてだけ言えば、要するに「学者の立場性 positionality」がこういうカルトとかスピリチュアリティ研究ではキーになるよね、ということを色んな言い回しで(悪く言えば同じ所をグルグルと)述べた。まあ、僕自身が「これは言うべきか、言わないべきか、学者の社会的使命っていうのもあるだろうし、でも不用意な発言は後で利敵行為だとか言われて非難囂々だしなあ」などと逡巡しているのを吐露したに過ぎないとも言えるな(笑)。
今日は疲れたのでこの辺で。