美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

KANSYOUせよ!

今晩は、祥友のTさんと一緒に「D.M.C.」こと「デトロイト・メタル・シティ」の映画を見に行く。実は、Tさんは松山ケンイチ君の大ファンで、まずは特典がもらえる前売り券を買い、その後で彼の舞台挨拶にも赴き、チケットが余っているからと誘ってくださったのだ。それに、原作の漫画をTさんにお貸ししたのは僕なのだ(笑)。
で、まず感想としては、他の人と同じになるでしょうが、松山君と松雪泰子の「憑依」っぷりが素晴らしい。原作が漫画だと「どこまでそのキャラになりきれているか」という基準で見てしまいがちだが、この二人は特に合格。というわけで、「バカ映画こそ、大画面で見るべき」と思っている僕としては満足のでき。
その後は四条で軽く飲んで解散。ほぼ同世代の二人なので、つい「あの頃のフリッパーズは」とか「オリジナル・ラブのライブにも行って」などという渋谷系トークに花が咲く。今の若い子は、D.M.C.の根岸君の気持ち、なかなか判らないだろうな〜。映画でも、一番「ツボ」だったのは、根岸君の携帯の着信音がフリッパーズ・ギターの「恋とマシンガン」だったことだ(笑)。