美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

映画と宗教

今日は妻も会社からのお仕事をやっているので(オリンピック中継も禁欲中)、僕もその横でパソコンいじったり、本を読んだりして静かな午後。今読んでいるのはこの本。大分前に買っていたのだが、ずっと積ん読状態だった。このところ「映画に出てくる宗教」とか「映画から読み取れる宗教性」なんて事を考えることがあったので。

シネマの宗教美学 (CineLesson)

シネマの宗教美学 (CineLesson)

どっちかというと、ヨーロッパやアメリカ映画のマニア向けかも。「あ、これは名前を聞いたことがあるけど見たことがない、見なくちゃ」と思わせる本。昔、大学2年生の時、ちょっとだけH實先生の映画ゼミにいた時があったのだが(すぐに脱落したけど)、その時背伸びして、色々見たよなあ、なんて思い出に浸ってしまう(ゼミの他、映画鑑賞サークルにも入っていたが、先輩の蘊蓄が鬱陶しく、「映画は一人で見ればいい」と、ここもすぐに脱退。でも、変な監督とかマイナー映画館を教えていただいたことは今も感謝している)。イングマル・ベルイマンとか、アンドレイ・タルコフスキーの名前とか、久々に目にしたよ(タルコフスキーは途中で寝てしまって最後まで見通した記憶がない。済まない)。