美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

ダライ・ラマと聖火リレーについての雑感

ニュースを見て思ったことをダラダラ。

  • いきなりコースを変えてまで聖火を死守っていうのは、もう何が目的なんだか判らないな。観光客にくってかかられたサンフランシスコの警官が「僕の方だって(どこを走っているのか)知りたいよ。僕だって息子と聖火を見たかったのに」というのは笑えたが。
  • ヨーロッパで散々な目に遭ったから、中国政府ももはや「メンツ」にはこだわっていないよな。開き直られると、プレッシャーの掛けようがなくて抗議側が困るわけだが。
  • ダライ・ラマの記者会見、やはりこの人はすごい「人たらし(褒め言葉です)」だと感心する。というか、僕が感電しちゃった。テレビ画面に向かってこちらも合掌したくなる坊さんって、世界中でほとんどいないよ。
  • 各方面に配慮した発言をした法王、言論戦では圧勝。
  • ヨーロッパ各国が過去を忘れたように「人権に配慮を」とか言っているのは違和感があるけど、今現在の状況を変える可能性があるなら、それを殊更あげつらうべきではなかろう。