美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

声が大人に

現在研究室でかけているのはこのCD。

“5:55”

“5:55”

シャルロット・ゲンズブールは昔から好き、というか、僕が大学入りたてのころが一番好きだったな(僕と彼女は同い年)。下宿の近くの下高井戸シネマで、彼女主演の「小さな泥棒」を銭湯帰りに見に行ったのを憶えている(ル・シネマで掛かった映画を安く上映してくれるので、よく通っていた)。
で、このアルバムを遅ればせながら聴いてみたのだが、第一印象は「声が大人になったなあ」「ジェーン・バーキンに似てきたなあ」というもの。アンニュイな雰囲気で、仕事のモードにはならないよね(笑)。淡々とした曲が続いて、悪くいえば平板だが、calmになりたい時には悪くない。