美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

「周りに迷惑」という言い訳

今日の新聞に載っていたが、日教組の全体集会を某ホテルで開こうとしたら、「他のお客様や周りの迷惑になる可能性が高い」ということで、裁判所からも「合理性がない」と言われていたのにもかかわらずキャンセルしたとのこと。ホテルは客商売だから、まあ一理あるとも言えるが、それなら申し込まれた時に断るべきだったよね。まさか日教組がどういう団体で、毎回「恒例行事」のようにその集会を「右」の街宣車が取り囲んで示威行動をすることくらい知らなかったとは言わせない。今回のこの事件、一番悪いのはホテル、その次は「右」の皆さん。大体、組織率もがた落ちの組織を取り囲んでおだあげている暇あったら、せっかく「省」に昇格したんだから、その有り余った体力を「お国」のために役立てればいいのに。迷彩服やら軍服(もどき)は街中で着るもんじゃなかろうに。
もう一個気になるニュースとして、つくばみらい市で開かれる予定だった「DVに関する講演」が、あるグループの抗議によって取り消された、という事件(詳しくはこちら参照)。アメリカの過激なプロライフ派を彷彿とさせるが、上の事例もそうだが、やはり「危機感」に煽られているんだろうな、反対する皆さんは。
でも、要するに両方とも、事を荒立てなくないところへの「嫌がらせ」だよね。嫌がらせでしか意見表明が言えないような連中の話に聞く価値がないというのは、ほとんど僕の経験則。やれやれだぜ。