美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

国民投票法案可決

とうとうされちゃった。あーあ、とまずは嘆息。
この法案が穴だらけなのは新聞を読むだけでも判るので置いておくが(産経新聞とかではどう評価しているのかは知らぬが)、この「穴だらけ(特に罰則規定に絡むもの)」というのは逆に言うと「どうとでも解釈できる余地」ということになるので、やばいんだろうな、と思う。僕のようなもの(教育者)がブログで意見を書くことはどうなるかとか(トラブルを避けるために止めてくれないか、というようなやんわりとした圧力が各方面から来るかもね)。
戦前、長谷川如是閑がたしか「いざ戦争になったら政府のお偉いさんと家族を一兵卒として最前線に送るべし、という法律を作れば戦争はなくなる」なんていう皮肉を書いていたと思うが、本当にそうして欲しいぜ。今、殆ど憲法違反(公務員の憲法遵守義務違反)の「新憲法草案」を書いた自民党の連中とか、それ以上の気が狂ったとしか思えない草案を述べている超党派の連中(good2ndさんに教えてもらった)のご子息は、後方勤務とかいう甘っちょろいことは言わないで欲しいね。「美しくない」から。