妄想されることに慣れていない
そういえば、これも買ったんだった。大笑いだったけど、考えさせられることも。
- 作者: 小島アジコ
- 出版社/メーカー: 宙出版
- 発売日: 2006/12/14
- メディア: 単行本
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で、考えさせられたことだが、これはタイトルに書いたように、男子は自分が妄想されることに慣れていないという点だ(自分は妄想しまくるくせに)。
主人公(語り手)のチベット君(仮名)は、彼女である801ちゃん(仮名)に、腐女子的な妄想を良くされ(「総受け本」を作りたいだとか、スーツデートを強要されたりとか)、それに困惑するのだが、確かに彼女からそういうことを口に出されると、大変困るよなあ。例えば僕には妻から「ホモだち」と揶揄される親友がいるが、妻から「彼は誘い受けだよね」だとか「下克上、下克上!!」なんて言われた日にゃ、どうすりゃいいんだか(決して僕の妻はそういうことを言う人ではありませんが)。