美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

妄想されることに慣れていない

そういえば、これも買ったんだった。大笑いだったけど、考えさせられることも。

となりの801ちゃん (Next comics)

となりの801ちゃん (Next comics)

元々ネット上でも読んでいて存在は知っていたけど、この801ちゃんというキャラクターが、京都御薗橋801商店街がふるさとだったなんて事はこの本で初めて知りました。上賀茂神社の近くって事は、職場の近所じゃねえか。
で、考えさせられたことだが、これはタイトルに書いたように、男子は自分が妄想されることに慣れていないという点だ(自分は妄想しまくるくせに)。
主人公(語り手)のチベット君(仮名)は、彼女である801ちゃん(仮名)に、腐女子的な妄想を良くされ(「総受け本」を作りたいだとか、スーツデートを強要されたりとか)、それに困惑するのだが、確かに彼女からそういうことを口に出されると、大変困るよなあ。例えば僕には妻から「ホモだち」と揶揄される親友がいるが、妻から「彼は誘い受けだよね」だとか「下克上、下克上!!」なんて言われた日にゃ、どうすりゃいいんだか(決して僕の妻はそういうことを言う人ではありませんが)。