美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

元教え子同士の結婚式

今日は、元教え子同士の結婚式。NくんとOさん。二人は同学科の同期同士。ということで、僕は自動的に双方の「恩師」ということになり(実際二人とも僕のゼミにいたし)、生まれて初めて「正主賓」に。披露宴の場所は、上賀茂神社の近くの「Azekura」。ここは僕の勤務先、すなわち二人の母校からも近い。まずは我々が見守る中で、結婚の宣誓をする「人前式」結婚。
披露宴の最初のスピーチが僕。そのあと新郎Nくんのおじさんが乾杯の音頭をとって、披露宴開始。僕のテーブルは彼らの同期、すなわち全員僕の元教え子なので、リラックス(というか締まりがなかったかも)。僕は久しぶりにビール、白ワイン、赤ワイン、新郎新婦が鏡開きをした日本酒とを勧められるままぐいぐい飲み、チャンポン状態で酔っ払ってしまい(あとで頭痛に襲われた)、ご挨拶に見えられた二人の親御さんに超失礼なことを言ってしまったような気がしますが(新郎のお母様に「スピーチ原稿作成時、彼の長所を探すのに苦労しました」とか、新婦のご両親に「最初はOさんは果たして男を見る目があるのかないのか分かりませんでしたが、たぶん二人はうまくいきますよ、新郎が年をとればとるほどよくなってくるタイプでしょうから」とか)、どうぞ水に流してくださいますように・・・。
披露宴の最後で、お決まりの花嫁から親への感謝のメッセージというシーンがあり、ここで新婦のOさんは感極まって泣いてしまったのだが(これもある意味お約束)、同じテーブルの元教え子を見たら、男連中(イッチー、キャッシー、小坊主←すべて仮名)が結構泣いてやがったので「お前ら・・・」と思わず言ってしまった(笑)。まあ、僕ももらい泣きしそうになりましたが。父親としてあんなこと言われたら、俺なら号泣だよな。
そのあと二次会にも出席し、そこで多くの元教え子と再会。でも僕は披露宴で酔っ払いすぎて、あまり元気がなく、ろくにおしゃべりも出来ず(といっても、元々がおしゃべりだから、あれぐらいがちょうどいいかも)、申し訳なかった。
新郎新婦、両方ともよく知っている結婚式というのはまた格別。平凡な言葉ですが、お二人、いつまでも仲良くお幸せに。