美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

巡回指導

今日は、教育実習の巡回指導。「巡回指導」という大層な名前だが、実際は、お世話になっている学校および指導の先生にご挨拶しに行きお礼を申し上げ、教え子の実習風景を一時間見守ってくる、という儀式。今日はSさんが「歴史」を教えている某中学校へ。市内のご近所なので行くのが楽で助かる。
で、この巡回指導に行くたびに「中学生ってこんなに幼かったっけ?」と思わざるを得ない。体の大きさとか関係なく、雰囲気の問題。そして当然男子より女子の方が落ち着いているわけだが。見慣れぬ僕が校舎や教室に入ってきたら、まず反応したのが男子で、「ねえねえ、S先生の彼氏?」とか訊いてくる発想力に笑った。もし彼氏だとしても、来る理由がないやろ(笑)。中学生って、人生で一番恥ずかしい時期、というのを再確認。僕もできれば抹消してほしいです、人生から。
彼女の授業は淡々と進行。まあ、エモーショナルに「墾田永年私財法」とかは教えられないわな。授業が終わって担当の先生にもう一度お礼と「あと少しの間、お願いします」と申し上げて、そのまま大学に帰還。