美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

シンポジウム発表

たまには(?)まじめな出張、ということで、今日は韓国の東国大学校で発表してきました。詳細は以下の通り。

第42回日本学研究所国際学術シンポジウム
朝鮮総督府の宗教政策と宗教界の対応」於東国大学校茶香館セミナー室
1)柳美那「経学院を通してみた朝鮮総督府儒教政策と儒林勢力の対応」
2)金淳碩「日帝の仏教政策と本寺住持の権限研究」
3)李進亀「日帝下の神社参拝論争と宗教の自由:キリスト教の場合」
4)川瀬貴也「‘檀君’の行方─歴史学と心田開発運動政策における論争を中心に」
5)菅浩二「日本の領土拡大と‘天照大神’崇敬の変遷─朝鮮の事例から」
6)青野正明朝鮮総督府の‘心田開発運動’と‘類似宗教’弾圧政策─1930年代の神社政策と関連して」
コメント)朴奎泰、崔錫栄、趙顕範

僕にとっては、発表者とコメンテーターの半分が知り合いなので、気が楽と言えば楽だった。
フロアの参加者も思ったより少なく、けっこう韓国のナショナリズムに触れることになる僕の発表はどうなることかとやる前はびびっていたのだが、無事平穏に終了。
終わった後は当然またまた宴会(豚肉をたらふく食った)。で、今酔い覚ましのコーヒー飲みながらブログ書いているところです。
明日の午後に帰宅します。
追記:拙著を崔錫栄先生に差し上げたら、先生からお返しに以下の本をいただいた。感謝します。崔錫栄先生の師匠である崔吉城先生の古希記念論文集。

交渉する東アジア―近代から現代まで

交渉する東アジア―近代から現代まで