美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

日韓次世代学術フォーラム第七回大会

というわけで、全羅南道光州市にある全南大学校にて、上記の学会が催された。僕は最初から関わっているから、もう七回目の参加になる。早いもんだなあ。この大会は政治・経済から文学まで人文社会系の九つの部会に別れて発表が行われるのだが、僕は主に「宗教・思想」と名付けられた部会に出席し、院生諸君の発表を拝聴。できは色々(そのことは直接言った)。
この大会ではだいたい昼食後に有名人、偉い人を呼んで講演をしてもらったりするのは通例となっているが、今回は朴裕河先生と春木育美先生をお招きし、司会者は小倉紀蔵先生、パネリストにはこの大会の運営委員でもある西野純也先生、そして全南大学校教授の金容儀先生。

和解のために 教科書、慰安婦、靖国、独島

和解のために 教科書、慰安婦、靖国、独島

現代韓国と女性

現代韓国と女性

このシンポで確認されたのは、勿論両国の間には難しい問題が山積しているが、その交流は絶対に途切れないものだし、ゆっくり、一歩一歩改善される可能性がある、ということだったと思う(ざっくりしすぎなまとめですが)。
大会はつつがなく終わり、レセプションの後、我々教員はカラオケ屋に連れて行ってもらい(貸し切り状態)、そこでひとしきり歌った後、大画面でワールドカップの韓国の試合を見る。結果は残念なことになったが、韓国で、韓国人と一緒に韓国の応援をする、という貴重な体験をした。もし勝っていたら、飲み会が再開されていたところだから、危なかった(笑)。へろへろになってホテルに帰還。