美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

さとう珠緒の凄さ

今更だけど、息抜きにこの本をゲット。休憩時間に読んでたら止まらなくなり、一気に読み終える(一時間ちょっとで読めちゃうけど)。

超教養 (ダ・ヴィンチ ブックス)

超教養 (ダ・ヴィンチ ブックス)

ちょっと前にウェブ連載をしていたものの書籍化(ウェブにはお試しページも残っているので、興味ある方は是非)。その時に、僕個人は既にブクマしていたのだけど、買いそびれているうちに、「そういえば」と思い出し、急遽古本屋でゲットしたのです。
パターンとしては、要するに「褒め殺し」ですね(笑)。ベストセラーを一刀両断にするその手際は、時には戦慄ものです。僕が気に入った、いくつかのキラーフレーズを。

私、昔からオタク系からは好かれないんです。グラビアっぽいことをしていても、そういうファンがつかなかったんです。戦隊モノやっていたのになあ。歴代ピンクは人気あったのになあ。私だけダメだったみたーい。でも、秋葉系の人たちは見る目があるって証拠ですよね。ゆうこりんはオッケーで、さとう珠緒はダメ……ってことは、私のウソを見破ってるってことでしょ(笑)。私はどちらかというとKABA.ちゃん系ですから。(p.10)

誇りと自信といえば、昔ヒットした曲で、今井美樹さんの『プライド』ってあったじゃないですか。あの歌の中に出てくる“あなたを愛することが私のプライド”みたいな意味が私にはわからないんですよ。みんなカラオケで陶酔しながら熱唱してましたけど、ホント意味わかんない。(pp.25-6)

私、少女まんがは苦手なんです。A君も好き、でもB君も・・・みたいな展開になると「さっさと決めなよ!」なんて思っちゃう。イライラするんですよ。ちなみに私の好きなマンガは『寄生獣』です。(p.55)

あと、「付き合うってどういう事?」という悩みを投稿していた小学6年の女の子に。ずばり「意味なんかない」。これがオトナになった女からの解答です。(p.80)

こんな僕ですが、「桜珠緒」時代から応援してます(ちょっと嘘)。
さあ、仕事するか・・・。