美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

折尾の休日(宗像大社含む)

昨日で「日韓次世代学術フォーラム」の「お勉強」の部分は終了。今日はバスで遠足なのだが、僕はそれを失礼して、北九州の折尾に住む友人U田さんご夫妻を訪ねることにする(もちろん、アポは数週間前に取っているけど)。実はお二人とはネットの「土屋賢二先生についてあれこれ言う掲示板」で数年前に知り合い、奥様のMさんには、Mさんが京都出張の折りにお会いし、今回、ようやく念願叶って旦那様のU田さんにお目にかかれることになったのだ。
朝、ホテルをチェックアウトしてから博多駅に向かい、鹿児島本線の「小倉行き」の鈍行でゆっくり向かう。この路線も鹿児島本線なのかと、九州の路線名の「豪快さ」に思わずうなる(関西なんて、神戸線だったり、京都線だったり、琵琶湖線だったり、単一路線がくるくる変わるってのに(法的には一緒かも知れぬが)。
そしてご夫妻の新居(去年立てられたばかり)に近い折尾駅にて下車。車で出迎えてもらい、とうとう永年の「ネット友達」だったU田さんご本人に会う。想像していたとおりの方。声が良い。
まずは新居にお連れいただき、荷物を置いて、近所の蕎麦屋に連れて行ってもらう。ここのは美味かった。量が多かった(鰺の開き定食というのを頼んだのだが、鰺の大きさに瞠目)。
その後「折角ですから、近所を観光しますか」と言ってくださり、宗像大社に連れて行っていただく。車がないとなかなか行けない場所。ラッキー。

U田さんが「車のお払いもしてもらおう」とおっしゃり、ちゃっかり僕もその「ご相伴」に預かる形で、正式な交通安全祈願の祈祷をしてもらう(僕も自転車通勤だしね。自転車用のお守りを購入)。神主さん、祝詞を読み上げるときと普段の声のトーンが違いすぎてビックリ。祝詞を挙げるとき、なんかモンゴルのホーミーのような、音のふくらみがあったんだよなあ。昔のシャーマンって、マジでこんな感じだったかも、というのは褒めすぎかも知れないけど、なかなかやるなあ、と思った。でも、神主さんのありがたい祈祷のあと、すぐに「エースをねらえ!」の宗像コーチの話題で盛り上がる我々・・・。
おみくじも引いて、見事大吉。自慢になるが、結構僕はおみくじ運が良い方。「恋愛:この人より他になし」というのには笑ってしまったが。

その後、もう一度U田さん宅に帰還し、お茶をしながら雑談。楽しい時間はあっという間に過ぎ、夕方になったので、携帯で新幹線の予約を入れ、小倉駅まで車で送っていただく。
これほどリラックスして喋り倒した休日というのは久しぶり。まあ、お二人の気配りと僕の図々しさの「マリアージュ」なのだが(笑)。名残は尽きなかったが、再会を約し、お別れ。
帰りの新幹線で、小倉駅にて購入した「折尾のかしわめし」なる駅弁を食し、缶ビール一缶開けて意識を失う。
U田さんご夫妻、どうもありがとうございました。またお会いしましょう。