美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

平穏な前日

卒論提出を控えて、僕の研究室の真下の学科共通資料室は阿鼻叫喚の地獄絵図・・・になっているかと思いきや、今年の4回生は思った以上に真面目で要領がよく(且つまた小心者とも言えるだろう)、穏やかに最終チェックをしていたり「先生、口頭試問にはどんなことを訊かれるんですか?」などと聞いてくるくらいの余裕ぶり。こんな無事平穏な卒論提出前日は初めて(今日、直接指導したのはTさんくらいだし)。こんなに平穏だとつい、「嵐の前の静けさ」とか、ネガティヴなことわざが浮かんでくる自分が嫌。意外と根が暗いんです、僕は。
夜、ほぼ書き終えたA部君とAK根君と3人で、ちょっと離れた一乗寺蕎麦屋「蕎麦切塩釜」に行って夕食。研究室に帰還後、久々に自分の勉強の本を読む。