美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

自主出張

新幹線で東京に向かう。
最近、このブログをご覧の方はお気づきかも知れないが、実は宗教をモチーフにした韓国映画の簡単な解説文をいくつか頼まれており、集中して鑑賞しているところ。
レンタルビデオ屋さんにはほぼ無いので、ヤフオクでゲットしたり人からお借りしたりしているのだが、どうしても関西圏では見つけられなかったものがあるので、今から韓国大使館の横にある韓国文化院に出向いて、一本映画を見るのが目的。「開闢」という、東学二代教主海月崔時亨(ヘウォル・チェ・シヒョン)を主人公にした時代劇。監督はこれも林権澤。十数年前、千葉大学のC先生に見せていただいて記憶は残っているのだが、記憶だけに頼るわけにもいかない。
月一くらいは上京して妻に会わねば、というのもあるけど。

追記:今日の韓国文化院はほとんど人もおらず、ゆっくり大画面のブースで鑑賞することができた。親切な窓口の方に感謝。改めて見直すと、面白い映画なのだけど、字幕がちょっと…。訳されていない部分が多すぎるし、声と字幕がずれている部分も多数。もったいない。あと、一般庶民が慶尚道訛り(「〜セヨ(なさい)」が「〜イソ」になっているとか)であることに気づいた(最初の舞台は慶州の周辺だから)。