美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

昨日学会で買ったもの

昨日の学会で、いつも学会誌発行でお世話になっている風響社さんから、割引きで買った本。

欧米人の見た開国期日本―異文化としての庶民生活

欧米人の見た開国期日本―異文化としての庶民生活

石川先生はこの前亡くなった文化人類学者。ある意味、よくあるテイストの本とも言えるが、この手のテーマを卒論でやりたがる学生も多いので。
笠原政治『〈池間民族〉考』風響社、2008年、2,500円
この本はまだ市場に出る直前だそうで、はまぞうで出ない。僕の元教え子(現在言語学を専攻してアメリカ留学中)が、あるプロジェクトでこの池間島に行って、「池間語」を採集していたのを思い出して、購入。その場にいらした慶応のN村先生にお聞きしたら、1974年ごろに行かれたことがあるとのこと。「あのころからすれば、大分あそこも変わったよね」とN村先生。復帰直後(といってもいいだろう)に行かれたところに、先生の民俗学者としてのすごさを再確認(ご専門は韓国と中国南部なのだが)。