美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

壮行会(?)

研究室で昔の論文を読んでいたら、院生のO寺君から電話。前々から聞いてはいたのだが、中国に留学しているO田君が現在一時帰国中で(彼とはこの前大学内で偶然会ってびっくりしたところ)、彼がもうすぐ中国にまた戻るので、その壮行会(?)をO寺君の下宿でやるのだが、という飲み会のお誘い。「いや、勉強を続けるんだ」という意志は豆腐のようにもろくも崩れ去り、秘蔵の泡盛を持参して彼の家に向かうことにする。
で、こうなるだろうな、と分かってはいたのだが、結局終バスを逃し(というのも、彼がバス路線で言えば最果ての地に住んでいるからだ)、彼の下宿のソファーでごろ寝。こんなワイルドな寝方をしたのは久しぶり。
翌朝起きて、そのまま出勤。朝の空気はすでに秋めいている。ゆく夏をみんなで惜しみ、O田君は「中国に帰りたくねーよー」とあと数日の日本での生活(彼女との語らいなども含む?)を惜しむ。