美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

やっぱり残業(予習)

昨日、今日の講義の下準備で終電まで居残ったせいで疲弊しており、夕方には帰ろうかな、と思っていたのだが、僕の研究室の真下の学科図書室で、明日の僕の基礎ゼミの予習をしている学生を見ているとついこっちも、という気になって、やはり予習のために残業することにする。実は、喋るネタもそろそろ涸れてきたしね(去年とほぼ同じ内容を喋っているのだが、二回目なのでついつい速度が上がってしまって当初の予定よりはサクサクと進行してしまい、このペースだと最後の二回分のネタがなくなりそうだ)。
何でお勉強するんですか、という疑問には「学問それ自体が楽しいからだよ」という答えが優等生的なのだろうけど、俗物の僕は「人に負けたくない」という見栄っ張りの部分から勉強をつい頑張っちゃうという側面が昔から強かった気がする。時に大学の学部生の時は、周りがみんなライヴァルに見えて(本当は良い奴らばかりだったのだが)、不必要に尖っていたと思う(あの時くそ生意気な僕の言動に傷ついた人、今更ながらお詫び申し上げます)。でも、自分を高めてくれるライヴァルって、やはり学問を続ける上では絶対不可欠な存在だよな。