人間関係が濃すぎ・・・
たまたま、政治学者の石田雄先生の自伝を読み始めたのだが、ゴシップ的な事が非常に面白くて、ぐいぐい読んでしまう。
- 作者: 石田雄
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2006/06/07
- メディア: 単行本
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軍隊に行く直前の息子に「五高時代の親友に会わせてやるから色々話を聞きなさい」といって呼んでくれたのが大川周明と大内兵衛だったりするからたまらない。「学者になりたい」といって、相談した先が南原繁だったりするし。人間関係濃すぎ(というか、当時のエリートは数が限られているので「狭すぎ」なんだけど)。
今僕は、戦後丸山眞男先生の下で研究を始めて、奥さん共々闘っていく石田先生の半生を今読み進めているところ。