美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

免許証更新

運転免許証更新のお知らせが来たので、ちょうど今日は講義もないので、休みを取って出掛ける。
でも、何でこうも免許更新所は町はずれのとんでもなく不便なところにあるのか。東京で取ったときは府中だったけど、あそこも不便だったよな。京都も長岡京伏見区の境目という、どうやっていけばいいのか、と思うような場所。僕は五年ぶりにここを訪れた。十年一日のごとき場所なり。
順番にお金を払ったり視力検査を受けたり、写真を撮られたりするわけだが、一人明らかに「お前、狙ってやって来ただろ」といいたくなるようなボンバーヘッドのお兄ちゃん一人発見。アフロの広がりが、顔と同じぐらいになっとるぞ。果たして写真に収まるのか、こっちがハラハラしてしまう(笑)。面白好きのおばさんが、果敢にも彼に話しかけて「兄ちゃん、写真できたら見せてえな」とか言って談笑している。さすが関西。
でも、免許更新の現場って、誕生日が近いだけの様々な人間が集まる不思議な空間だよな。普段は絶対会いそうにもない人と一緒の空間にいるのが面白く、周りの人をじろじろ見て、退屈しのぎをしてしまった(済みません)。
僕は模範的なペーパードライバーなので、講習もあっという間に終了(無事故無違反は当たり前だ。僕にとって現在運転免許証はレンタルビデオ屋の会員になるときにしか使わないカード)。バスがなかなか来ないので、同じバス停で待っていたおばさんやお姉さんに声を掛けて、4人でタクシーに乗って帰還。