美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

角川娘

昨日YOUTUBE薬師丸ひろ子のクリップをいくつか見てしまった勢いで、ついベスト盤を買ってしまう。原田知世のベストもついでに。

これには僕の好きな「終楽章」という曲が入っているので、いくつかあったベスト盤の中でもこれをチョイス。竹内まりやが書いた曲。歌詞の内容を要約すれば「心変わりをして新しい彼氏の所に行く私を許して、でもいつかどこかですれ違ったら無視せずに声を掛けてね」、とよく考えたらひどいものなのだけど(笑)、メロディラインの美しさにやられてしまうし、彼女の声質にピッタリなのだ、これが。まあ、廉価版だし、80年代の「アイドルポップス」良い仕事編、とでも言いましょうか、優れた作家陣(ユーミン、来生姉弟など)がしっかり作り上げた世界、というのも悪くない。
本当は彼女たち「角川娘」に入れ込んでいた世代よりは僕は年下なのだけど、僕の兄貴が角川の出していた『バラエティ』という雑誌を購入していたのが、恐らく影響している。でも兄貴は一番マイナーな渡辺典子ファンだったけど(笑)。