寄り添うこと

帰りの本屋で買ったのはこの2冊。後で考えたら、この2冊は「人に（時には死者に）寄り添うこと」というのが共通しているような気がした。

苦海浄土〈第2部〉神々の村

超名作『新装版 苦海浄土 (講談社文庫)』についてはもはや贅言を要すまい。やはりこのシリーズは揃えるべきか。

遺伝医療とこころのケア―臨床心理士として (NHKブックス)

遺伝子診断と、それのケアという問題を扱っている。現在の医学では「遺伝子に問題が発見された、でも手の施しようがない」という状況が多く、却って絶望させかねない状況が起こりやすいと言えるだろう。そういう問題を少し考えてみたくて購入（玉井先生の同僚が僕の親しい先輩でもあるからなのだが）。