美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

大本訪問

今日は、朝から、修士論文を抱えた院生H川君と一緒に、亀岡にある大本の本部にお邪魔する。H川君は大正期から昭和初期の大本を中心に修士論文を書こうとしていて、資料を拝見しにいったのだ。僕も彼の紹介を兼ねてご挨拶。資料室長のHさんが迎えてくださる。
お願いした途端、『真如の光』『神の国』といった当時の教団機関誌のバックナンバーをどさどさ出してくださる。あっという間に閲覧室の机の上は満杯に。僕も隣でパラパラ見ていたら「被告人出口王仁三郎 証」などというシールが貼ってある号がある。これは恐らく、第一次か第二次大本事件の時、証拠物件として差し押さえられたものが教団本部に帰ってきたものだろう。歴史の重みに身震いする。
あと、写真もパラパラ拝見して、王仁三郎と頭山満が一緒に万歳をしているような濃い写真を発見(昭和神聖会の時だよね)。
僕はお昼過ぎに彼を残して帰京。