読了
新幹線で一眠りしたせいか、元気が出たので、夕食後研究室に残って、以下の本をようやく読了。実はこの二ヶ月ほどほったらかしでした。済みません・・・。
- 作者: ジェームス・E.ケテラー,James Edward Ketelaar,岡田正彦
- 出版社/メーカー: ぺりかん社
- 発売日: 2006/04
- メディア: 単行本
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そもそも僕は仏教には疎いのだが(馬鳴を「めみょう」なんて読めませんでした・・・)、我々が現在当たり前と思っている「仏教」の概念や宗派のあり方が近代に構築されたものである、という主張はこの書を一貫している問題意識だと思う。個人的には、「日本仏教」ひいては「世界宗教としての仏教」を宣伝しに行ったとされる「万国宗教大会(1893年@Chicago)」を描いた第4章が興味深かった。