美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

大御所とバッタリ

昼ご飯を食べに、馴染みのうどん屋「綱○」に出向いたら、現在大谷大学客員教授をされているマイケル・パイ先生(マールブルグ大学名誉教授、IAHR前会長)にばったり遇い、ご挨拶を申し上げる。隣には「顔ちっせー」と思わず内心で呟きたくなる16歳のお孫さんがいらした(彼は初めての日本だそうだ)。
名刺を改めて差し上げると「ああ、○合さん(現在インカレの大学院ゼミでパイ先生にお世話になっている僕の元教え子)の先生でしたね」と、覚えていてくださったので恐縮。以前京都で行われた先生の講演会、二人で出席したのだ。
パイ先生は日本宗教の専門家であるので、甘えて全部会話は日本語で。先生は隣の僕とは日本語で、そして反対側のお孫さんには「お前、箸が使えるか?」と日本語英語とお忙しく、益々恐縮。お孫さんに英語で話しかけようかとも思ったけど、なかなか文章が出てこず(「ワールドカップイングランドが勝ってよかったですね」くらいのことを言おうと思ったのだが)、別れ際に
“I wish you will have a nice trip.”
“Thank you.”
と交わすのが精一杯。えーん。