美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

説教

今日は二人の卒論を抱えた「迷える子羊」が現れて、少し説教。まあ、一人は年表的な事実を淡々と書き写しただけだったから、ツッコミどころがなかったのだが、もう一人は、まさに書きかけのメモ、という感じだったので、処置に困る。「このあたりは説明不足なんじゃないか?」と僕が突っ込んでも、「あ、まだ書いてないです、済みません」で全部スルーされるのだ。だから「書きかけを持ってこいと言ったけど、もうちょっと完成してから持ってきてもらわないと労力の無駄」と結構厳しく説教してしまう(あと、この子が脚注の書き方もなっていなかったせいもあるけど)。
というわけで、これを読んでいる僕の学生の皆さん。慌てなくても良いので、ほぼ完成したものを持ってきてください。前に僕に見せたものが「バージョン1」で、今見せているのが「バージョン1.1」とか、そういうコンピュータソフトのようなマイナーチェンジは不要です。せめて「バージョン2」にしてから持ってきてください。