美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

今日は新書の日(個人的に)

行きがけの本屋で、新書を何冊か購入。

サルトル―「人間」の思想の可能性 (岩波新書 新赤版 (948))

サルトル―「人間」の思想の可能性 (岩波新書 新赤版 (948))

海老坂先生の本は、昔『シングル・ライフ―女と男の解放学』を読んだ程度だが、恐らくフランス文学・哲学を血肉化したであろう「個人主義」には前々から敬服していたので購入。なんでも、一橋では鬼のフランス語教師として恐れられていたとか。サルトルの「アンガジェマン」という概念も、もう一度考えてみる必要があると、個人的には思っている。あとで色々評判の悪いサルトルだけど、基本ラインは、「知識人論」の原型としていまだに燦然と輝いている気がする。


美男の立身、ブ男の逆襲 (文春新書 (440))

美男の立身、ブ男の逆襲 (文春新書 (440))

人間、所詮顔であるというのを確かめるために(笑)。まあ、これは冗談だが、面白歴史エッセイとして、肩凝らずに読めそうなので。


カーニヴァル化する社会 (講談社現代新書)

カーニヴァル化する社会 (講談社現代新書)

これはどっちかというと「流行もの」かな。「日常の祝祭化」というのは、彼の師匠である宮台真司氏の「まったり」と表裏一体をなしているような気がする。まだ検証していないけど。

読んで面白ければ、感想を書くかも知れないです。