美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

梅津和時 in 磔磔

花粉症で体調が悪く集中力が続かない、という言い訳を自分に言い聞かせ、今日は早めに職場を離れ、そのままライヴハウス磔磔に向かう。今日は梅津和時さん(sax)を中心に、清水一登さん(p,key)、太田惠資さん(vo,vl)、岩下徹さん(dance、山海塾)というメンバーで、全編インプロビゼイション(休憩を挟んで二回のパフォーマンス。1回が一時間弱なんだから、すごいよな)。
インプロと抽象的なダンスの組み合わせなので、これは体調が良くないと、結構きつい(笑)。馴染みの曲を聴くとか、癒されるとか、歌が染みる、というような音楽体験とはある意味対極にあるものだしね。音の意味を追いかけることに疲れて、いつの間にか瞑想(妄想)に近い状態にもなってしまいましたが、面白い試みだと思いました。ダンスのためにステージの前のスペースが広く空けられていたりして、僕の真横でぶんぶん踊る岩下さんを拝見できましたし。でも、今日のパフォーマンスで一番ビックリしたのは、太田さんのホーミー(だと思う)。あのモンゴルの倍音響かせる歌唱法。
帰りに、物販で数枚CDを買って帰宅。