美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

学生の訪問

まずは、卒論相談ということで、Hさんを待ち受ける。彼女はせっかく僕の研究室に来たのに、僕に見せるはずだった「夏休み中に調べた文献目録一覧」そのものを忘れてしまったので、仕方がないから一般論と、彼女が先週K分先生からアドヴァイスしてもらったことを聞きだし、「K分先生の言う通りにやれば、中間発表は乗り切れる」と背中を押す。
その後、卒業生のW竹君が来訪。一昨日、京都で彼の学年で結婚したM原君とI上さんを祝うべく「臨時同窓会」が開催されたそうで、そのまま彼は京都に泊まっていたのだ(泊まっていたのは、彼の同級生のM角くんのところ)。茶菓子を持ってきてくれたので、しばらく3人でコーヒーを飲みながら談笑。
夕方になりHさんはアルバイトに、W竹君は「部室にも顔出してきます」と退散。ようやく仕事を始める。