美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

愛の説教

今日は昨日卒論草稿を出した連中を集めての「説教大会」。僕の研究室(別名「愛の説教部屋」)に呼び出されたのは、Y村さん、H沖さん、O澤Aさん。
多少は良くなったりしているのだが、詰めが甘いというか、結論がまだダメだったり、誤字変換ミスがてんこ盛りだったりとツッコミどころはいくらでも。
提出が明後日になり、「時、既に遅いのだがな」とギレン・ザビ閣下のようにうそぶきたいところだが、そういう冷笑的な態度よりは「悲しみを怒りに換えて、書けよ国民ゼミ生!」と叫ばなくてはならない。何の悲しみか知らんが。
大学に着いたら、OB澤さん、W竹君、F原さん、O澤Sさんと4本も一気に届く。おいおい、お前ら、俺の基本的人権を(以下略)。

追記:この二日間で、原稿用紙換算450枚ほどの草稿を読んでボロボロ。ギリギリで持ってくる学生達が一番悪いんだけど、これは僕の生ぬるい指導方針も一因だと反省。もう一つ反省するとすれば、ほとんど僕と学生が「共依存」的関係になっていたことだろう(笑)。「あの人、私がついていないとダメなのよ」とヒモを養う女性のような気分だったもんな。精神分析とかセラピー文化とか、そっち方面に詳しいつもりが、足を掬われた形だ。