美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

バタバタと卒論指導

今日の夜に東京に行くのだが、その間に、ゼミ生のH沖さんの卒論指導。
彼女は幕末維新期の民衆生活の変化と、新政府の「軽犯罪取締」というテーマで書こうとしている。まあ、要するに、西洋人の視線を内面化した政府が民俗をどのように取り締まったか、というテーマだ。ありがちと言えばありがちなんだけど、とりあえず僕としては当時の外国人の「日本滞在記」のようなものをもっとたくさん読んで、色々実例を集めるように指示(オールコックの『大君の都』とかアーネスト・サトウの日記とか)。

オールコックの江戸―初代英国公使が見た幕末日本 (中公新書)

オールコックの江戸―初代英国公使が見た幕末日本 (中公新書)

こういう本から入るのも手だな。