美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

打ち上げ(僕だけ)

仕事が終わって、ダラダラ本を読んでいると夕方に卒業生のH間くんがいきなりやってくる。某市役所に勤める彼は「休み取るのも義務のうち」というわけで、中途半端な水曜日に無理矢理休日を取らされたのだそう。その後、僕に本を借りていたUCLAのからの留学生Eさんが本を返しにやってきて、何となく三人でおしゃべりして、そのまま北山駅前の飲み屋で一杯。
僕だけが論文と翻訳を一本ずつ終わらせた開放感から「打ち上げ」気分でぐいぐい(僕としては、だが)飲んでしまう。