美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

電車の中で

東君の新刊を読了(流し読みだが)。

僕は全くラノベを読まない人間なので、彼の解説の妥当性を検証することはできないけど、「ゲーム的リアリズム」という彼の用語、なるほどと思いました。ゲームやマンガをいわば元ネタにするリアリズム、というのは確かにこの30年ほどで、身体化されているレベルに達しているだろう(新井素子の名前なんて、久しぶりに活字で見た。彼女の小説、なんか読みたくなった来たぞ)。
あと、いわゆるギャルゲーに関して、僕は絵には興味があってもゲームそのものにやる気が起きないのは、僕がラノベを読めない人間だからだ、というのがこの本を読んで判りました。今更なんだけど。