美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

行政文書

空き時間を利用して、京都府総合資料館へ趣き、明治から昭和にかけての近代行政文書の何冊かを拝見(科研で関わってるのだ)。
僕は「宗教」とか「教会」と書かれた簿冊を五冊ほどざっと見る。触るのが怖いようなものや、やはり埃まみれで僕みたいな者は喘息を起こしそうになるような史料を見たのだが、たまたま見た年度が天理教金光教の教会がばんばん京都に建った時期らしく(その許可申請書類が山ほどあった)、この時代はまさに信仰の炎が燃えさかっていたのだろうな、と思いを馳せる。
閉館直前に今日のところは作業を終え、研究室に自転車で戻る。