美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

史料集とにらめっこ

このところ、講義準備で読む本といえば、明治初期あたりのことをやっているので、「岩波近代思想大系」とか、もうちょっと古くなると同じく「岩波思想大系」、そして民俗学的なものとなると、三一書房から出ている「日本庶民生活史料集成」というようなシリーズ物をパラパラめくることが多い。まあ、面白そうなところのつまみ食いですな。
ほこりくさいと言えばそれまでだが、効率の悪いこういう作業が、けっこう楽しくなってきたりしていて、自分でもびっくり(昔はもっと大きな事を言いたがる人間だったと思う。要するに若かったのか)。もちろん、大変なことは大変なんですけどね。いま、机に積み上げているのは以下の本。

民衆運動 (日本近代思想大系)

民衆運動 (日本近代思想大系)

差別の諸相 (日本近代思想大系)

差別の諸相 (日本近代思想大系)