美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

娘と母

樹村みのり先生って、一貫してこのテーマだったんだよなあ、と再確認。

カッコーの娘たち (ソノラマコミック文庫)

カッコーの娘たち (ソノラマコミック文庫)

80年前後の作品が文庫化されていたので、思わず購入。一時、アダルトチルドレン関連ばっかり出している本屋さんから短編集出していたけど、樹村先生の作品も、その傾向があるよね・・・。「少女編」所収の『海辺のカイン』なんか、レズビアニズムとAC問題を混ぜたような作品だったし。僕が持っているのは以下の作品集。

樹村みのり作品集 (子ども編) 悪い子

樹村みのり作品集 (子ども編) 悪い子

樹村みのり作品集 (少女編)海辺のカイン

樹村みのり作品集 (少女編)海辺のカイン

樹村みのり作品集 (菜の花畑編)菜の花畑のむこうとこちら

樹村みのり作品集 (菜の花畑編)菜の花畑のむこうとこちら

「子ども編」所収の「贈り物」が一番好きだなあ。ニューエージっぽいノリと、連合赤軍を匂わす終わり方が、宗教学者の僕のツボです。