美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

展覧会と飲み会

今日は京都造形芸術大学で、「崔福姫作品展−韓国伝統衣裳の再現」(2月8日〜3月11日)という展示を拝見して、飛び入りでオープニングのレセプションにも出てしまう。ただ酒だ。以前の同僚の「将軍様」ことY先生もおいでになる。
この展示は、先日お知らせしたとおり、「針匠」である崔福姫さんが朝鮮時代の王族・貴族の服を再現した展示。まさに「チャングム」の世界が待っているが(特に男性の韓服)、一番印象的だったのは、崔先生がご自身が死ぬときに着る予定の「死装束」。「男性のはないんですか?」との質問には「亡夫で使ってしまった」とのお答えだった。
今回の展示の監修をなさっている朝倉敏夫先生(国立民族博物館教授)と名刺を交換して、そのままご一緒して飲みに行ってしまう(朝倉先生のお知り合いの人とご一緒。10人超の小宴会となる)。
そのまま良い気分でタクシーに乗り、京都駅まで帰る。