美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

卒論相談

早くもそういう季節に。というのも、新学期早々、学科主催の「卒論構想中間発表会」なるものがあるからだが。
今日来たのはHさん。
「何を主題にやっていいか、判らないんです〜」
と来ても、こっちとしても困る。だって、「何」を主題にするかは、それこそ学生の主体性に任せるものだし、そうでなくては、特に文学部の卒論とは言えまい。そこまで過剰介入はできない。
「僕は君に「何what」を主題にすればいいかは、教えられない。僕が教えられるのは「どのようにhow」ということだけだ。手助けとなる本なら教えてあげられるが」
と抽象的な説教をしてしまう。だから話が長引くわけだが(笑)。