迷える子羊
一ヶ月後の「卒論中間発表」の相談に、ゼミ生のKさんが来る。彼女は、「スクールカウンセラー」をテーマに卒論を書きたいと考えているのだが、自分の方向性がまだ見定められず、「どうしたらいいんでしょう」と「迷える子羊」状態。
「カウンセリング」に対しての批判本は本棚に何冊かあったので、それは既に夏休み前に彼女に貸していたが、彼女はどうも、その批判のトーンに引きずられて、混乱している模様。
そこで、気分転換(?)に、以下の二冊を貸してあげることにする。
- 作者: 三井さよ
- 出版社/メーカー: 勁草書房
- 発売日: 2004/08/01
- メディア: 単行本
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これは、看護士を対象とした「臨床社会学」の書(といえばいいかな)。三井さんは昔の知り合いなので、買ってあげたのだが、まだ読む予定がないので、先にKさんに貸すことにする。
- 作者: 森真一
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2000/02/10
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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このところ、感情社会学的な関心が僕自身高まっているが、これは大分前に読んで、なるほどと思った良書。